2017-05

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ハバナのおはなし 1 1ヶ月の旅 - 2014.10.06 Mon

今までは片道切符の旅だったけど、今回は帰りの日取りが決まっている約1ヶ月の旅だ。前回の中国、ネパール、インドの旅の中で1つの都市に1ヶ月というのが自分的には良いかもしれないという思いになっていた。何事もそうだと思うけど、自分の頭の中のイメージと実際に行動した時とでは大なり小なりギャップというものがある。要するに動いてみなけりゃ分からないということだ。だからそれを実行すべく帰りの日取りが決まっている1ヶ月の旅をしてみることにしたのだ。

社会主義というイメージにピッタリな薄暗い独特の雰囲気の入国審査ブース。パスポートではなくツーリストカードに入国スタンプを押され荷物をピックアップし、空港の両替所で両替を済ませタクシーに乗り込んだ。宿は決まっていなくとりあえず街の中心に行ってみようということで「パルケ・セントラル(中央公園)」と運転手に告げるとタクシーは走り出した。

前から来てみたかった国の1つ、キューバの首都ハバナにやってきた。初めての土地。何も決まっていないこのかんじ。不安と期待が入り交じったこのドキドキ感。いいじゃない、いいじゃない、と一人盛り上がりパルケ・セントラルに到着。

空港でタクシーに乗る前に料金は25CUCと確認しておいた。タクシーの運転手に30CUC渡すとおつりの5CUCを渡そうとしないからおつりよこせと言うと何か言ってそのまま走り去っちゃった。さっそく5CUC(400円ちょっと)やられた。

それほどムカつき感は無かった。治安が良く観光に力を入れているとは言え、ここは地域的には中米に当たる。そう、ハーレーで旅をしていた時にだいぶ苦労したあの中米なのだ。ということを実感し、このことで少し気を引き締めることが出来た。

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ハバナのおはなし 2 宿 - 2014.10.19 Sun

タクシー運転手に5CUCを奪われ、パルケ・セントラルで立ち尽くしている暇はない。宿探しです。1カ月の旅では宿がかなり重要な存在になると思っていた。

選ばなければ宿はいくらでもある。でも、自分の条件に合う宿は中々無い。安ければどこだっていい、というわけではない。安いに越したことは無いけれど、立地が重要だ。宿を出た時から撮影開始となる場所がいい。

だから宿探しには時間がかかる。1ヶ月という期間の中で宿探しにあまり時間をかけたくない。だから、なるべくなら最初の宿にずっと居るのが理想だ。宿を変えるとなると、宿探し、交渉、荷造り、移動と一々面倒で時間を取られる。

安宿街といったかんじの地域が存在する街なら簡単だ。安宿街と言うだけに安宿が集まっているし、安宿が集まっているとなると安食堂はあるし一種の怪しい雰囲気もあり、ぼくにとっては都合が良い。でも、ここハバナにはいわゆる安宿街というものが存在しない。というより、そもそも安宿というものが存在しない。設備の善し悪しは別としてホテルなのだ。安宿だって〇〇ホテルという看板を掲げていたりするけど、安宿とホテルには見た目や雰囲気に違いがある。

ハバナで安宿に当たる宿はカサ・パルティクラルになる。カサ・パルティクラルは個人の家の空き部屋を観光客に低料金で貸し出すというものだ。碇のマークがキューバ政府から認可を受けたカサになる。

旧市街と新市街の間の旧市街よりの辺りにカサが多いという情報を得ていたのでバックパックを担ぎ歩き出した。そして、直ぐにカサの客引きに捕まった。

カサのマークの碇印を実際にまだ見たことが無いからどういったかんじで碇マークが存在するのか?カサの雰囲気はどんなもんなのか?その辺りを確認したく、先ずは客引きについて行こうと決めた。

いつも客引きには期待していない。だから1軒だけ見せてもらい後はバイバイする予定だった。見せてもらった1軒は思ったほど悪くはなかったが、他も見てみたいしとりあえず断った。碇のマークも確認出来たし後は一人で探そうと思ったけど、そうはいかなかった。見せてもらったカサのオーナーが次の客引きとなり、知り合いの家へと案内する。どうやらこのループから抜け出せないらしい。

そして、3軒目でいいかんじの宿に当たった。部屋は明るく広い。トイレとシャワーも部屋に有り、バルコニー付き。値段もはじめの言い値より安くしてくれて朝食付きで1泊20CUC。実際に暮らしてみないとどうかは分からないけど、ここがハバナの拠点になりそだ。

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ハバナのおはなし 3 やられっぱなし - 2014.11.03 Mon

キューバには外国人用と国民用の通貨が存在する。外国人用がCUC(クックとかセウセなどと呼ばれる)で国民用がペソ。まぁ分かりにくい。外国人が利用するような場所ではCUC払いだ。1USドル=1CUCなので、ぼくのような旅行者にとっては物価は高く感じられる。

宿が決まり落ち着いたところで外へ出る。宿の周辺事情を歩きながら確認しつつ、両替所を目指した。ハバナの空港で日本円から両替したのはCUCだ。街中の小さな商店などでの買い物は人民ペソを使うものだと思ったからだ。

20CUCを人民ペソに替えると480ペソになった。
1CUC=24ペソということだ。多く替え過ぎたような気がするが、どうせ使うものだからまぁいいかというかんじで両替所を後にし、喉が渇いていたので水を買おうとスーパーマーケット的なものを探した。

大体どこでもスーパーには値札が貼ってあり、そこでの物価の基準を確認出来るからどこへ行っても先ずはスーパーを覗く。でも、ミニスーパー的なものはあるけど大きめの店舗は見つからない。

外国人も利用しそうな商店ではなく、地元の人が利用しそうな小さな商店ならペソ払いが出来ると思いそこで水を買った。1CUCだった。高い。しかもペソじゃなくCUC払い。水が1CUCもするんじゃかなり物価が高いなと思いつつ、ペットボトルのふたを開けようとすると既に開いている感触。疑いつつ水を口に含むとマズイ。ダメなかんじだ。たぶん水道水を入れている。タクシーに続きまたしてもやられた。

今度は外国人も利用しそうな商店に入り、品物の値段を見てみると全部CUC価格。どこを見てもCUC価格。

480もの人民ペソは一体どこで使えばいいことやら・・・

そして、水は0.45CUCで売っていた。

やられっぱなしだ。

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ハバナのおはなし 4 客引き - 2014.11.19 Wed

客引きという存在は観光地、国境、街中などなどどこにだっている。そして、とてもウザイ。だから、無視するにかぎる。大体何の下心も無いヤツが、見ず知らずの旅行者に声をかけてくるはずがない。そんなヤツらについて行ってもろくなことはない。

ホテルという響きよりは宿、それも頭に安がつくようなところに泊まることが多く、レストランという響きよりは食堂、それも頭に安がつくようなところで食事を取ることが多い。

ここハバナには安宿も無ければ安食堂も見かけない。
食堂っぽいところも見かけるけど、何て言うか活気がないと言うか匂いがないと言うか、何となく食堂っていう雰囲気とは違うような気がする。

大体、ハバナにある店はどこが何の店なのかよく分からない。観光客が訪れるような店はすぐに何屋か分かる。でも、そうじゃない地元の人たちが利用するような店は薄暗く、目立った看板も無く、開いているのか閉まっているのかさえもよく分からない。店を覗いても品物もまちまちで少なく、何屋なのかよく分からない。
ハバナに来てまだ日が浅いということもあると思うけど、バーかミニスーパーかアイス屋か軒先で売るハンバーガー屋ぐらいしかハッキリと分からないのだ。

朝食は宿で食べ、昼と夜は大概ハンバーガーのようなものを食べていた。夜は宿というか家のおばさんに頼めば5CUCで作ってくれるけど、まだ頼んだことはない。

朝食は目玉焼きにパンといったかんじだけど、夜は料理したってものが出てくるだろうと想像していた。好き嫌いがある方だから口に合わなくぜんぜん食べられなかったということになると、宿泊客というよりは下宿といったかんじの状況なので、何となく気まずくなるような気がしたのと、5CUCという値段が妥当なのかどうなのかが判断できないでいたから夕飯をまだ頼んだことはなかった。だから、先ずは安食堂でここハバナの味と値段を確かめてみたかったのだ。

ハンバーガーのようなものではなく、キューバの庶民が食べている料理を食べたいと思っている時に、がたいの良いオヤジに声をかけられた。キューバの公用語はスペイン語だ。ぼくのスペイン語力は、以前中南米を旅していた時に覚えたフレーズと単語を少し知っている程度だ。がたいの良いオヤジは当然スペイン語で話しかけてくる。

何であれ客引きは無視するにかぎる。とは思うものの、すべてを無視するのもつまらないと思う。その時の客引きの雰囲気や、その時の自分の心の余裕具合などで客引きの相手をすることもある。そして今、目の前にいるがたいの良いオヤジの話も聞いていた。

がたいの良いオヤジの言っていることはたぶんこうだ。「安くて美味しい店を知っているから行かないか?・・・」時間帯は夕飯時、そこに食べるという単語と美味しいという単語と安いという単語が入っていたという理由から、そう自分の中で理解した。

怪しい感はあるものの、ハバナの味を試せると思いついて行ってみることにした。たぶん、結構高めの額を請求されるぐらいだろう、と踏んでいた。ただ、外観から分かる観光客も入るようなレストランに連れて行かれたら嫌だなとは思っていた。お金云々よりも、それではつまらないし、このオヤジについて行く意味が無い。

がたいの良いオヤジについて行くと、レストランでも食堂でもない
商売っけなんて微塵も感じ無い家の中に入って行った。家の中は薄暗くあまり広くはない。生活感がたっぷり漂うリビングにはテーブルと4つ椅子があり、その椅子の1つに恰幅の良いおばさんが座りテレビを見ていた。その奥には台所が見える。そう、そこは完全に普通の民家。ぼくの中の警戒心と期待度が同じぐらい急上昇。軟禁されて金を取られるか、家庭の味を味わえるか、だ。

がたいの良いオヤジは恰幅の良いおばさんに何かを言ってぼくに6CUC要求してきた。がたいの良いオヤジを見つつ恰幅の良いおばさんを横目で見ると、台所へと移動していた。これで家庭の味が決定的となる。

がたいの良いオヤジはぼくから6CUC受け取ると、恰幅の良いおばさんにまた何かを言って家から出て行った。そしてすぐに料理が出てきた。赤飯のようなものの上にポークソテーのようなものがのっている。赤飯のようなものは冷たく、作ったばかりでないことは明らかだった。
いつ作られたものなのか怪しさ満点だ。そして肉は生焼で、全体的にゲリの予感が漂う。少しだけ食べて、もうお腹がいっぱいだというジェスチャーを交えてそこを出た。

家庭の味が味わえるかと思ったけど、そうはいかなかった。結局6CUC取られて終わったかたちになったけど、良い参考にはなった。あの赤飯みたいのがいつ作られたものなのか怪しさ満点ではなく、肉もちゃんと焼いてあってくれたなら、おいしくいただけたような気がする。まぁ何にしても客引きについて行ってもろくなことは無いということも再確認出来た。

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ハバナのおはなし 5 ペソ - 2014.12.01 Mon

人民ペソはどこで使えるのかな?と思っていたけど、路上のソフトクリーム屋、ジュース屋、軽食屋、メルカド(市場)などなど結構使える。そして、安い。安い店ではソフトクリームを1ペソ(4円ぐらい)で買える。

CUC払いの品物と人民ペソ払いの品物は当然違うけど、その物価の差はすごい。
CUCが外国人用で、ペソが国民用というような感じになっているけど、外国人がペソを使ってもいいし、国民がCUCを使ったっていい。だから、感覚的にはキューバ国民も人民ペソ払いの店は安いと思っているんじゃないかな、と思える。

ぼくの中の勝手な社会主義という響きのイメージは、国民の労働で得た収益の多くが国の収益となり、国家が成り立っていて、だから生活必需品や公共サービスが無料だったり、低料金になっている、要はみんなで働いて、みんなで分けるって感じ。

ぼくの中の勝手なイメージの社会主義に近い印象を受ける
キューバは、変な言い方だけどちゃんとした社会主義国家のように思えるそういった社会だからこそ、地元の人たちが行くような人民ペソの使える店はとても安いのだろう。

旅行者が人民ペソ払いの店を利用する事に法的な罰則は無い。でも、キューバ国内で働いてなく、国に貢献していない旅行者が、安い人民ペソ払いの店を利用するのはどうなのだろう?みんなで働いてみんなで分けるというようなキューバ国民だからこそ、その恩恵を受けられるのではないか?だから、旅行者にはCUCという通貨が存在しているのではないか?そういった事はガイドブックなんかにも書いてあったりして、実際に自分で人民ペソを使ってみても、そう思ったりする。

でも、
利用する人間が誰であれ、人民ペソを使えばその店の収益にはなる、とも思う。そして、「まぁ〜いいんじゃないかな。」なんて思ってしまう。だから、一応問題意識は持っておいて、控えめに利用しようと思うのでありました。

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2009~10
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カナダ、アメリカ、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、 ニカラグア、コスタリカ、 パナマ、コロンビア、エクアドル、 ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリ

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